サービス内容

リーダーシップ研修
介護技術研修
チームケア研修

職員サポート
管理者サポート


キーワード
「メンタルヘルス」
「ストレスマネジメント」
「アンガーマネジメント」
「ファシリテーション」
「マインドフルネス」
「1ON1」
「パワハラ・セクハラ防止」
「報告連絡相談」
「自己覚知」
「理念浸透」
「自律型職員」

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研修など1時間25,000円(税抜)~
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研修で使用している教材①(例)リーダー研修にて

成功するチームの共通点を導き出すため、グーグル社は2012年から約4年の年月をかけて大規模労働改革プロジェクト(プロジェクトアリストテレス)を実施しました。

調査結果により導きだされた答えは『成功するチームの構築に最も重要なものは心理的安全性である』というものでした。

心理的安全性は、他者の反応に怯えたり羞恥心を感じることなく、自然体の自分を曝け出すことのできる環境や雰囲気のこと。

図で言うところの「関係の質」です。

つまり、成功するチームを作りたければ、お互いが自分の思っていることを伝えあえるような人間関係がポイントになるのです。


<「AI」=アプリシエイティブ・インクワイアリー>

従来、組織活性化というと、問題解決型のアプローチが一般的でした。
しかしそれは、基本的に製品の“品質改善”と同じ発想であり、組織をまるでモノや機械のようにとらえるアプローチであるともいえます。

生身の人間によって構成される実際の組織は、「これをしたので、こういう結果になった」という、たんなるカイゼンの積み重ねだけで変わっていくわけではありません。

個人と組織の可能性を活かして、より自律的で、よりダイナミックな変革を促すにはどうすればいいのか――
そこで開発されたのが、「AI」=アプリシエイティブ・インクワイアリーの手法です。

AIは、組織の真価を肯定的な質問によって発見し、その可能性を拡張させるプロセス。

米国ケース・ウエスタン・リザーブ大学のデービッド・クーパーライダー教授と、シンクタンクであるタオス・インスティチュート創設者のダイアナ・ホイットニー氏らによって、1987年にはじめて提唱されました。

最大の特徴は、あるべき姿とのギャップを問題ととらえて解決していく“ギャップ・アプローチ”ではなく、あくまでも組織や個人の核となる資源、強みに目を向けて、その強みを最大限に活用しようとする“ポジティブ・アプローチ”を基盤としている点にあります。

人事領域でも最近注目されつつあるポジティブ心理学の理論を、組織において実践する手法としても有効です。

したがってAIでは、「成果を上げるために、何が問題となっているか」と問うのではなく、「成果を上げるために、私たちが持っている力や強みは何か」を考えます。

問題をなくすこと、つぶすことを組織改革の目的とするのではなく、問題を「理想の組織のためにもっとほしいものは何か」「一年後、私たちはどうなりたいか」といった視点でとらえ直します。

このようなポジティブな問いかけによって顕在化していない力や強みを見出し、それらの真価を認め利用してほしいものを獲得していく。

組織の理想像やあるべきビジョンを実現していく。

そのためのアプローチがAIなのです。

AIはインタビューや対話を用いながら、以下の「4Dサイクル」といわれるプロセスに沿って進められます。

<AIの4Dサイクル>

●Discover(発見)
過去や現状における成功体験などについてインタビューを行い、個人や組織が潜在的に持っている強
みを見出す

●Dream(夢)
組織や個人の持つ長所や内在する可能性をもとに、組織の理想像・ビジョンを描く

●Design(設計)
実現したい理想像やビジョンを共有し、可能性を最大限に生かした組織の姿を設計する

●Destiny(実行)
その理想像の実現に向けてアクションプランを実行し、持続的に取り組む

研修で使用している教材②(例)認知症研修にて

「ねえ」川田 浩也
2013.1.15

ねえ、知っていますか?
私のこと。
私がこれまでにたどった道のり。
私の想いを。

ねえ、知っていますか?
私が生まれたとき。
やっと出来た子供だって
親戚中でお祝いしてくれた。
母の腕の中は暖かくて
とってもいい匂いがしたの。

ねえ、知っていますか?
食べられるようになって
歩けるようになって
話せるようになって
トイレに行けるようになって。
その一つ一つに父も母も
とっても喜んで
私を抱き上げてくれたの。

ねえ、知っていますか?
夜が怖くて眠れないときは
母が子守歌を歌ってくれたの。
その腕に身を任せて
安心でいっぱいだった。

ねえ、知っていますか?
少女になって熱を出したとき
母は付き添って看病してくれた。
いつもと違う食事が
特別な気がして
なんだか嬉しかったの。

ねえ、知っていますか?
私の初恋は年上の人。
スポーツマンで
とっても恰好がよかった彼には
いつの間にか彼女ができて・・・。
友達に慰められて泣いていたわ。

ねえ、知っていますか?
私が東京に行きたいって言った時
反対した母を説得してくれた父。
いつも遅くまで働いて
私たちの生活を支えてくれたの。

ねえ、知っていますか?
東京で出来た彼氏。
デートのたびにおしゃれをして
ドキドキして夜は眠れなかったの。
ねえ、知っていますか?
結婚した時
沢山の人たちが
私たちを祝福してくれて。
本当に幸せを感じたの。

ねえ、知っていますか?
二人の間に子供ができたの。
生まれるまでは
とってもとっても心配で。
そんな不安を知らないように
あの子は、すくすく成長したわ。

ねえ、知っていますか?
あの子が迷子になって
心配で心配で
たまらなかった日のこと。
隣の公園で遅くまで遊んでいて
無事だって知ったときに
どんなに安心したか。

ねえ、知っていますか?
食事を作り
学校の準備をし
洋服を選び。
大変だったけれども
とっても充実していたの。

ねえ、知っていますか?
そんな子供も大きくなり
私にも孫ができたの。
目に入れても痛くないって
本当だなって思ったわ。

ねえ、知っていますか?
あの人が定年を迎え
二人で旅行に行ったの。
「久しぶりのデートだね」って
手をつないだりしたわ。

ねえ、知っていますか?
あの人が死んだ日。
どうして。
一人にしないでって泣き叫んだの。
そして一人になり
孤独を感じたわ。

ねえ、知っていますか?
そんな孤独を
埋めてくれたのが、娘たち。
よくうちに来てくれて
孫の成長が楽しみで
仕方がなかったの。

ねえ、知っていますか?
だんだんと
体の調子が悪くなってきたの。
今まで出来ていたことが
出来なくなる恐怖に
夜も眠れなくなったわ。

ねえ、知っていますか?
色々な失敗をすることが
多くなってきて
自分で自分がわからなくなったの。
不安で、不安で、たまらず
怒りや恐怖でいっぱいになったの。

そして、今、私はここにいるの。

そんな時
あなたがやさしく
話しかけてくれたの。

私のすることや言うことを
受け入れてくれて
うんうんってうなずいてくれて。
どんなにそのことが嬉しかったか。

私は私。
病気は私の一部であって
全てではないの。
だから、ちゃんと私を見てほしい。

あなたのその声が
昔のあたたかかった母の胸
大きな父の背中
子供たちの笑い声と
重なるような気がする。

その事が
どんなに私に
力をくれるでしょう。

ねえ、知っていますか?
私のこと。
私がこれまでにたどった道のり。
私の想いを。

私は そんな あなたに
出会えることを
本当に心から祈っているの。

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